ネクタイはカッコいいビジネスマンの大きなポイントです
ネクタイなんて誰も見ていないしどんなものでも変わりがない・・・なんて思っていないいでしょうか。
しかし女性はネクタイをかなり重要視していて、センスのいいネクタイをしている男性には一目置いているのです。
クールビズが取り入れられている企業がありますが、やはりお得意様廻りにはネクタイが必須という所が多いです。
相手の方に失礼が無いように、シーンに合わせたスマートなネクタイ選びをしたいものです。
ネクタイの基本、実は理解していない方が多い
男性の中にはネクタイの基本を理解されていない方も多いのです。
ネクタイを付ける時のルールとしては、ベルトにかかるくらいの長さ、幅はジャケット下衿の幅に合わせるとしっくりします。
またネクタイにはティンブル、つまりくぼみをつけるときれいに整った印象を与えます。
ネクタイには種類があり、ダービータイ、ニットタイ、ボウタイ(蝶ネクタイ)という種類があります。
定番のダービータイはネクタイの中でも基本的な形といわれるもので、剣先が三角形にとがり、結び下げ型です。
大剣の幅の大きさによって、幅が7cmから9cm程度のものがレギュラー、4cmから6cm位をナロータイ、10cm以上のものをワイドタイといいます。
ニットタイは通常のネクタイの様に織り込まれた作りではなく、編み込まれているものです。
先端は三角形ではなく、水平カットとなっていてスクエアタイと呼ばれるものが多くなっています。
ボウタイは蝶ネクタイ、本来このようなタイプは礼装用のネクタイとして扱われてきましたが、カジュアルシーンでも利用されることが多くなっています。
先端が7.6cmから8.9cmと大きいものがバタフライ、5.7cmから7cm程度のものがセミ場タフライ、3.8cmから5.1cmはストレートエンド、先端がとがっているものがポインテッドと呼ばれています。
どんなネクタイを選べばいいのか?
ビジネスシーンで利用するネクタイについては、シルク、ウール、リネンという三つの生地のものを利用するといいと思います。
シルクは最も一般的なもので、あらゆるビジネスシーンで活用できます。
迷う時にはシルクと覚えておくと安心です。
秋冬に利用したいのがウールです。
季節感を出すことができますが、ウールのネクタイはシルクとは違い光沢がないので、スーツも光沢がないものをチョイスする方がいいでとされています。
夏に合わせて利用したいのがリネン、麻のネクタイです。
涼しげな印象のネクタイでさわやかな印象になります。
このネクタイもウール同様光沢が少ないので、光沢のないスーツに合わせて利用します。
ネクタイの色柄、これは一番悩むところ!
色についてはその人の印象を替えるともいわれますが、赤系は情熱的、やる気を感じさせる色です。
青、紺系統の色は落ち着いた色で、日本のビジネスシーンでは多くの方が利用されています。
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まじめで落ち着いた印象となり、色が薄いほどさわやかな印象になります。
信頼してほしい取引先の方とあうという時などには、こうした真面目、知的というイメージがあるネクタイの色の方が無難かもしれません。
黄色系統はポジティブ、明るいという印象を付ける事が出来、コミュニケーション能力を高める色といわれます。
しかしカジュアルに感じてしまうことも多いので、金融業界などの場合、利用しないほうがいいといわれています。
代表的な柄には、レジメンタル、小紋柄、ドットなどがあります。
レジメンタルはフレッシュな印象で日本のビジネスシーンではよく利用されています。
しかし海外などの場合、レジメンタルは特定のグループに所属しているという意味を持っているので、海外の方と商談するなどの際には避ける方がいいといわれています。
小紋柄は柄が大人しく、非常に誠実な印象を与えます。
大柄の小紋もありますが、ビジネスシーンでは通常柄の小さいタイプを選びます。
ドットはさわやかで一年中利用することができる柄です。
春夏なら色を青系統にして涼しげなイメージにできますし、冬なら暖色を利用し、暖かな印象を作ることが可能です。